ヴィンテージに住まう｜目白台ハウス

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今回は昭和37年築のヴィンテージマンション・目白台ハウスのご紹介です。

東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅から老舗ホテル「椿山荘」へと続く、ゆるやかなカーブを描く目白坂を上っていくこと徒歩6分ほど。
神田川を見下ろす高台は、かつては谷崎潤一郎や瀬戸内晴美（寂聴）など多くの文筆家や財界人が居を構えていた場所。
オリンピック景気の機運が高まる真っ只中に誕生し、新築時は目白台アパートという名称の高級賃貸住宅としてもてはやされていたそう。
タイル貼りの外観からは昭和の気品が漂い、さすがの貫禄を感じる佇まいです。

傾斜地にあるため、エントランスは3階部分にあたり敷地内中央の奥まった場所に位置しています。
昭和37年築ながらオートロック付で常駐管理と安心感があります。

建物の維持に必要な修繕工事が適宜実施されていたり植栽や共用部も隅々まで手入れが行き届いています。
一歩足を踏み入れた瞬間から、建物内に流れる心地よい空気感を感じることができます。

部屋に向かうまでのフロアは絨毯敷き、共用部壁の淡いグリーンなど、ヴィンテージ好きにはたまらない景色。
各階のエレベーターホールには、応接スペースとしても利用できる椅子とテーブルが設えてあり、雰囲気漂う空間になっていました。
雨の日でも安心な内廊下は壁一面が窓になっており、陽光が差し込み、全体を明るく照らしてくれます。

お部屋は23.13㎡のコンパクトな1R。
南東向きで陽当たりもよく、日中は自然光だけでも充分な明るさ。
窓外と階下には敷地を囲むように隣接している江戸川公園のゆたかな緑が広がり、季節ごとに変わる景色を眺めて楽しめます。

部屋内には造りつけの箪笥やチェストといった収納があります。
築年相当の年季は感じられますが、あえてこの趣きを活かしたい、という気分が高まります。
白×グリーンのタイルもレトロなサニタリースペースは、BT洗面台の3点セット。
玄関部分は幅と奥行があるので、サイドにシューズボックスやポールハンガーといった収納を置いてもよさそう。

室内外ともに洗濯機置き場がないため、マンション内共用のランドリールームを利用できます。
屋上には物干しスペースがあり、お天気のよい日には寝具などをまとめてぱりっと乾かすこともでき、気持ちいいはず。
このスペースは居住者の方同士のコミュニケーションが生まれる場にもなっているようです。

「池袋」や「有楽町」方面には1本でアクセスでき、「新宿」は15分、「渋谷」までは20分。
江戸川公園を中心に周辺にも緑が多く、駅前にはこぢんまりとした商店が軒を連ねる江戸川橋地蔵通り商店街もあります。
都内ということを忘れてしまいそうになるほど、古きよき空気感に包まれた街・江戸川橋。

この建物とともに重ねる時間。
高台にある我が家から目白坂を往復する暮らし。
想像するだけで心躍ってしまいます。

気になる方はこの機会に、ぜひお問合せください。

※室内・室外洗濯機置き場なし（マンション内の共用ランドリールーム有）
※ペット不可
※SOHO・事務所不可
※駐車場・バイク置き場・駐輪場の空き要確認