品川でこの開放感。不思議な間取りのパレス高輪

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※賃料下がりました　218,000円⇒200,000円

青い瓦屋根にせり出したバルコニー、屋上から煙突のように突き出たエレベーター塔、軒蛇腹のエントランスゲート。秀和だったり、リハイムだったりいろいろなヴィンテージマンションの要素が相まった、昭和45年築の分譲マンション、パレス高輪の賃貸居室です。

住所は、港区高輪4丁目。最寄り駅は新幹線も停まるターミナル駅の品川で、歩いて5分。水族館や映画館のある品川プリンスホテルの南側に建っています。

場所柄、なんとなく騒々しさを感じてしまうかもしれませんが、第一京浜国道からの横道をちょっと入っただけで、静かな住宅街の表情に変わる不思議な地域です。
島津山から東京湾へ下る斜面の、元々は毛利邸だった場所です。

島津邸（清泉女子大学）や岩崎邸（開東閣）、原邸（原美術館）、森村邸などがあったお屋敷街でもあり、いまでもその風情を垣間見ることができる、品のある高級住宅街です。

7階建ての5階にあるお部屋は、目の前には高い建物がなく、バルコニーからは、御殿山方面を遠くまで見通せました。南向きで陽当たりもよく、取材時は晴れで、冬でも暖房いらずな暖かさでした。

80平米超の3LDKですが、間取りはちょっと変わっています。
パッと見た限りでは、玄関からまっすぐ伸びる廊下が空間を真ん中で区切り、左右に洋室が並ぶ、一般的な田の字プランなのですが、よく見ると、キッチンの位置が。。。

なんと、通常あるべき南側のリビングにはなく、玄関脇の北側の洋室に設置されています。これは、「食寝分離」から広がった現代のn+LDK型の、更に発展した新しい型、「食・寛・寝分離」タイプを体現したものなのでしょうか。。。
※食はDKで、寛（くつろぐ・団らん）はL、寝はnで。

キッチン＋食堂（=DK）とリビング（=L）を完全分離した、珍しい間取りです。

あまりにも珍しい配置ですので、使い勝手がどうかという事は、全く想像できませんが、これに慣れたら、次の部屋探しは苦労しそうだなとは思います。

洗濯機置場が防水パンではなく、人研ぎというも初めて見ましたし、希少な体験ができるお部屋です。

設備の古さは否めませんが、きれいにクリーニングされていて、清潔感はあります。
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