森の中から顔を出す、時が止まったヴィンテージ、マンション雅叙苑

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都内有数の結婚式場として知られている目黒雅叙園。目黒駅から行人坂の急な斜面を下ったところの目黒川沿いにあり、木々に囲まれ雅な風情を感じます。

今回取材に伺ったのは、そんな目黒雅叙園と一体になっているかのようなヴィンテージマンション、その名も「マンション雅叙苑」です。
ヴィンテージマンション好きの方にはお馴染かもしれませんね。5棟あるうちの1号棟、昭和45年築の15階建ての12階のお部屋です。
ここは、敷地内に品川区と目黒区の区界がある、珍しいマンション。1号棟は目黒区です。

駅までは、メインエントランスを出て、能楽堂や杉野服飾大学沿いの道が近道です。車一台分の幅で交通量も少なく、杉野学園の衣裳博物館や南目黒苑、カトリック目黒教会など、趣のある建物が並んでいる、いい道です。

時間に少しだけゆとりがある日は、ちょっと遠回りになりますが、裏口から斜面の階段を下り、目黒川に出て雅叙園に抜ける道をお勧めします。
地下の駐車場からガラッと雰囲気が変わり、木々が覆う石組が施された斜面に、朱色の反り橋が渡された、なぜか庭園風な造り。山道のような階段を下りると、そのまま目黒川の桜並木に続きます。

目黒川沿いの桜並木を流れるさわやかな風と雅叙園の木々に心がなごみ、行人坂の急斜面で体が目覚めるという、緩やかに仕事モードにさせてくれる、素晴らしい環境です。桜並木の風を浴びながらつらつらと一日の行動を考えると、いい仕事ができそうですね。
帰りは反対に、徐々に体を休めてくれそうな道のりです。

全棟で総戸数395棟のビックコミュニティー。
エントランスには管理事務所があり、管理人さん常駐の24時間体制管理でセキュリティー面でも安心です。

エントランスを抜けると、マンションに囲まれるように、中庭があります。こういうゆとりの空間があるマンションは、しみじみといいなぁと感じます。ここだけ時間が止まったかのようなユルさがあります。
マンション雅叙苑は、屋上児童公園、会議室、図書室など共用施設もあり、お部屋だけではなく、様々な魅力を持つマンションです。

12階なので、期待してしまうのが眺望です。早速、バルコニーに出てみると、眺望は予想通り、ヌケ感たっぷりの眺望です。風の通りもとても心地よく感じました。
目黒川に面した眺望ですので、春には満開の桜を見下ろすことができます。春が楽しみになりますね。
晴天時には、富士山も望めるそうですよ！取材時は曇りだったのが残念です。。。

部屋はセンターインタイプで、玄関入って右手に寝室、左手にLDKと洋室という配置。18帖のLDKと6帖の洋室は完全には仕切られていないので、広めのリビングとしても使えそうです。

8帖の洋室は、ブルーのカーペットが印象的。この部屋の窓から見える景色も、ヌケ感があり風もよく、通り抜けそうな感じでした。

各室に収納がなく、その分廊下にほぼ正方形の広めのウォークインクローゼットを設けてあります。おひとりまたはご夫婦でしたら、十分な収納スペースはとは思いますが、お子さんがいらっしゃるご家庭ですと、収納プランを考えた方がよさそうです。

※給湯器使用料として、基本料：月額4,500円、使用量に応じて、1㎥あたり月額500円がかかります。
※水道料金は、5㎥以下は一律月額1,491円、5㎥を超えると従量徴収となります。
※24時間有人管理・警備室あり
※敷地内駐車場：月額20,000円～26,800円（要空確認）
※駐輪場：月額500円
※保証会社利用可
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